ネスプレッソとドルチェグスト、どちらを使おうか迷いますよね。
私は両方のコーヒーマシンを使っていますが、ネスプレッソとドルチェグストを比較するにあたり押さえるべきポイントは次の5つかなと思います。
- コーヒーの量
- カプセルの種類
- カプセルの価格
- 抽出モード
- レンタルマシン
ネスプレッソ | ドルチェグスト | |
コーヒーの量 | 少ない 40ml/110ml |
多め 40ml~300ml |
カプセル種類 | コーヒーのみ | コーヒー、ラテ、 抹茶etc |
一杯あたり価格 | 75円~ | 56円~ |
抽出モード | エスプレッソ | エスプレッソ ハンドドリップ |
レンタルマシン | ミニマムモデル |
最新モデル |
豆の質 | 上位1~2%の 高級豆 |
日本人の 口に合うもの |
ミルクカプセル | なし | あり |
マシン価格 | 7500円~ | 6100円~ |
カプセル数 | 20種類以上 | |
使いやすさ | どちらも抜群に使いやすい | |
無料レンタル | 公式サイト限定 | 公式サイト限定 |
この中でも、一番の違いは「コーヒーの量」かなと思います。
見てください、この差!
ネスプレッソのコーヒー量は、実はとても量が少ない!
40mlもしくは110mlのコーヒー量です。
ファミリーマートのコーヒーSサイズが165mlであることと比較すると、その少なさが分かりやすいと思います。
濃厚なコーヒーを少しだけ飲みたい人はネスプレッソをお勧めしますが、コーヒーカップで普通の量のコーヒーを飲みたい人は、ドルチェグストを選んだ方が良いかなと思います。
それでは、ネスプレッソとドルチェグストを詳細に比較していきましょう。
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ドルチェグストとネスプレッソの違いを比較!
ドルチェグストとネスプレッソの違いを比較表にまとめました。
ネスプレッソ | ドルチェグスト | |
コーヒーの量 | 少ない 40ml/110ml |
多め 40ml~300ml |
カプセル種類 | コーヒーのみ | コーヒー、ラテ、 抹茶etc |
一杯あたり価格 | 75円~ | 56円~ |
抽出モード | エスプレッソ | エスプレッソ ハンドドリップ |
レンタルマシン | ミニマムモデル |
最新モデル |
豆の質 | 上位1~2%の 高級豆 |
日本人の 口に合うもの |
ミルクカプセル | なし | あり |
マシン価格 | 7500円~ | 6100円~ |
カプセル数 | 20種類以上 | |
使いやすさ | どちらも抜群に使いやすい | |
無料レンタル | 公式サイト限定 | 公式サイト限定 |
上記のとおり、ネスプレッソとドルチェグストは8つの違いがありますが、特に大きな違いは次の5つです。
- コーヒーの量
- カプセルの種類
- カプセルの価格
- 抽出モード
- レンタルマシン
そこで、この5つを中心にネスプレッソとドルチェグストの違いを比較していきましょう!
1.コーヒーの量
これは、さきほども触れたことですが、ネスプレッソとドルチェグストでは抽出されるコーヒー量が全く違います。
ネスプレッソは濃厚なコクを楽しむ感じ。
抽出量は、40ml(エスプレッソ)と110ml(ルンゴ)の2つ。
40ml(エスプレッソ)については、そのまま飲むとかなり濃いので、エアロチーノで作ったミルクを淹れてラテにしたり、お湯を加えてアメリカーノにして飲みやすくするのが良さそうです。
一方、ドルチェグストは、たっぷり飲めるカプセルが多いです。
40mlで飲むエスプレッソカプセルもあるので、好みに合わせて好きなカプセルを選べます。
2.カプセルの種類
前提として、ネスプレッソとドルチェグストはカプセルの大きさが違うので、互換性がありません。
ネスプレッソのカプセルは20種類以上ありますが、すべてコーヒーカプセルなのが特徴。
1種類の豆だけを使ったカプセル(シングルオリジン)もあれば、数種類の豆をブレンドしたカプセル(マスターオリジン)もあります。
豆ごとの味の違いを比較したいという方や、極上ブレンドを味わいたい人にはピッタリですね。
一方、ドルチェグストも20種類以上のカプセルがありますが、コーヒーカプセルだけでなく、ラテや抹茶、チョコレート味のスイーツ系カプセルなども発売しています。
ドルチェグストは気分に応じて色んなドリンクを飲めるのが良いですよね。
私は、朝はブラックコーヒー、疲れたときは甘いラテを飲むことが多いです。
3.カプセル価格
ネスプレッソとドルチェグストでは1杯あたりの価格(カプセル価格)も違います。
カプセルによって価格は異なりますが、ネスプレッソの方がドルチェグストよりも一段階高いというイメージです。
コーヒーメーカー | 1杯あたり価格 |
ドルチェグスト | 56円~ |
ネスプレッソ | 75円~ |
これは、後述するようにネスプレッソは最上級豆を使っているのが反映されていると思います。
ドルチェグストは最上級の豆を使用しているわけではありませんが、日本人の好みに合う豆が選ばれているのでリーズナブルです。
たしかに、どのカプセルも美味しい!
カプセルの定期便を頼む場合も、ネスプレッソは5%オフなのに対して、ドルチェグストは購入数によって最大15%割引になるので、お財布を気にせず飲めるのはドルチェグストかなと思います。
4.抽出モード
ネスプレッソもドルチェグストもどちらもエスプレッソマシンという点は同じです。
豆に気圧を加えることで、豆のアロマを引き出すとともに、クレマ(泡)を作って口当たりの良い芳醇なコーヒーに仕上がります。
ただ、2021年に発売されたドルチェグストの最新マシン「ジェニオエス」は、エスプレッソマシンであるとともに、ハンドドリップモードも付いたんです。
ハンドドリップモードでは、圧を加えるのではなく、丁寧に時間をかけて人間がハンドドリップしたかのような、すっきりとした味わいが楽しめます。
同じカプセルでも、コーヒーの色も味わいも異なるので、まるで別のカプセルを飲んでいるみたい。すごくお勧めです。
ハンドドリップモードは、ドルチェグスト最新機種「ジェニオエス」にしか搭載されていませんが、「ジェニオエス」はなんと無料レンタル対象マシンなんです!
量販店で購入するとかなり高いので、マシンは無料でレンタルして浮いたお金でコーヒーカプセルを購入するのがコスパ高い方法です。
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5.無料レンタルマシン
ネスプレッソとドルチェグストは、定期便を申し込むことでコーヒーマシンを無料レンタルすることができます。
前述のとおり、ドルチェグストは最新マシン「ジェニオエス」がレンタルできます。
Amazonや量販店では2万円前後で販売されているので、無料はかなりお得。
一方、ネスプレッソについては、必要な機能がコンパクトに盛り込まれた「エッセンサミニ」(12100円)が無料レンタルされます。
私もエッセンサミニを使っていますし、小さくて場所も取らずとても便利ですが、ネスプレッソのマシンの中では一番安いモデルなんですよね・・
エスプレッソを抽出する分には何の問題もありませんが、ラテが作れる機能が付いているマシンや最新モデルマシンが無料レンタルできるようになると更に良いですよね。
以上5点がネスプレッソとドルチェグストの主な違いです。
残りの違いについても簡単に触れておきますね。
6.コーヒー豆の違い
ネスプレッソは高級志向。
世界中のコーヒー豆のうち、上位1%~2%に入る超高級豆しか使いません。
だからネスプレッソのコーヒーカプセルなら、どれを飲んでも超高級豆です。
ドルチェグストは「日本人に合うか」を重視した味
一方、ドルチェグストは豆の品質というよりも「日本人の口に合うか」を重視してカプセルを作っています。
「日本人の口に合う」という基準に基づいて豆を選ぶので、色んな等級の豆を使っていますし、コーヒー以外のメニュー(抹茶や紅茶)のカプセルも販売されています。
私はネスプレッソ・ドルチェグストどちらも飲みますが、正直どちらも美味しいです。
私は、どちらかというとドルチェグストを飲むことが多いですが、主人はネスプレッソを飲むことが多いので、どちらが美味しいというよりも、人それぞれ好みが分かれるのかなぁと思います。
7.ミルクカプセルの有無
もう1つの大きな違いとして、ネスプレッソにはミルクカプセルがないことが挙げられます。
この点、ラテやマキアートなどの「ミルクメニューを作る」という点では、たしかにドルチェグストの方がラク。
だけど、ネスプレッソもそんなに大変ではありません。
ミルクメニューが簡単に作れる一体型マシンもあります。
ミルクメニューが簡単に作れるエアロチーノという機械もあります。
個人的には、エアロチーノで作ったミルクフームをネスプレッソで淹れたコーヒーに入れるのが好きです。
エアロチーノの美味しさは、試飲でもなんでもいいから、一度試してみるといいですよ。
8.マシン価格
ネスプレッソとドルチェグストではマシンの販売価格も少し違います。
ネスプレッソの最安値モデル「エッセンサミニ」は定価12000円。
ドルチェグストの最新マシン「ジェニオエス」は2万円前後の価格設定。
ジェニオエスの方が少し高いですが、エッセンサミニもジェニオエスもどちらも無料レンタルされている(公式サイト限定です)ので、販売価格はあまり関係ないかなと思います。
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ネスプレッソとドルチェグストの共通点は?
ネスプレッソとドルチェグストが同じなのは次の4つ。
ネスプレッソ | ドルチェグスト | |
マシン | エスプレッソマシン | |
カプセル数 | 20種類以上 | |
使いやすさ | どちらも非常に使いやすい | |
無料レンタル | 公式サイト限定 | 公式サイト限定 |
どれも「同じ」なのですが、簡単に説明しますね。
マシンの種類
ネスプレッソもドルチェグストもどちらもエスプレッソマシンです。
エスプレッソマシンとは、圧力をかけてコーヒー豆をプレスして美味しいコーヒーを抽出するマシンのこと。
ネスプレッソと比較されるのは、「ドリップコーヒー」。
スタバの本日のコーヒーはドリップコーヒーですね。
ネスプレッソマシンだと、コーヒー独特のアロマが抽出されるので、とても美味しいコーヒーが飲めますよ。
ちなみに、無料レンタル対象のドルチェグスト「ジェニオエス」だけは、エスプレッソ機能だけでなく「ハンドドリップモード」もついています!
エスプレッソとハンドドリップでは、同じカプセルでも違う味わいになるので一台で二度おいしい感じです。
カプセルの数
ネスプレッソもドルチェグストもどちらも20種類以上のカプセルが販売されています。
スターバックスとコラボしたスタバカプセルも、ネスプレッソ/ドルチェグストどちらもあります!
ネスプレッソはすべてコーヒーのカプセルですが、ドルチェグストはコーヒー以外にもラテとか宇治抹茶など色々なドリンクが作れるのはさきほどお話したとおりです。
使いやすさ
ネスプレッソもドルチェグストもどちらも「カプセル式」のコーヒーマシン。
カプセルをポンっとセットしてボタンを押すだけなので片付けが非常に楽です。
無料レンタル
ネスプレッソもドルチェグストも家電量販店で購入できますが、マシンを無料レンタルすることもできます。
カプセルの定期便を申込むのが無料レンタルの条件ですが、お届間隔が自由に調整できるので便利です。
カプセルって結構かさばりますし、定期便だと割引価格になるので私は申込んでいます。
注意点としては、無料レンタルは公式サイト限定のキャンペーンだということ。
ネスプレッソブティックや量販店ではもちろん有料ですのでご注意くださいね。
ネスプレッソとドルチェグストはどちらがおすすめ?
「絶対にネスプレッソが良い」とか「ドルチェグストの方が使いやすい」とか言えれば良いのですが、どちらが良いかは人それぞれ違います。
そこで、次の基準を参考にしながら決めてはいかがでしょうか。
ネスプレッソが似合う人
- 最上級のコーヒーを貪欲に楽しみたい人
- エアロチーノを持っている人
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ドルチェグストが似合う人
- たっぷりのコーヒーを飲みたい人
- ブラックコーヒーだけでなくラテやスイーツ系メニューも飲みたい人
- 一日に何杯か飲みたい人
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ネスプレッソとエアロチーノはセットで使うべき!
上にも書きましたが、ネスプレッソはエアロチーノと一緒に使うと、また美味しくなります。
エアロチーノはスイッチ1つでフワフワモッコモコのミルクフォームが作れるマシン。
エアロチーノで作ったミルクフォームをネスプレッソの上に乗せる美味しいですよ。
コンビニとかコーヒーショップのコーヒーとは比べ物にならないくらいおいしいのでおすすめです。
ネスプレッソとドルチェグスト利用者の口コミ
ネスプレッソとドルチェグストのユーザーの口コミをまとめてみました。
ドルチェグストユーザーの口コミ
無料レンタル使用しています。味は好みがありますが、リッチブレンド、カフェオレがお気に入りです。ラテ系は甘ったるいかな!気分に合わせて味を変えれるし、なにより掃除が楽というより、カプセル交換するくらいしか普段していません!
稼働音も静かです。一人暮らし部屋でも朝晩問題無く使用できると思われます。
コーヒーメーカーは衛生管理上1度使用する度に洗浄する必要があるのですが、ジュニオアイは構造上洗いにくい部品が多く、特に飲料水を入れる部品は特殊形状のため、スポンジ等で手軽に洗うことは出来ませんでした。
対してこちらのジュニオSでは形状が大きく変更され、ほぼ長方形に近い形状となったため洗いやすくなり、これまでより手軽さが増しました!
ネスプレッソユーザーの口コミ
ネスプレッソのカプセル豆が美味しい。ただ、それが高いのでもう少し安くならないかなと思う。
ホテルでネスプレッソに出会い、家でも、本格的コーヒーが飲めるとは、想像していなかったけど、冷めても美味しい🎵お友だちにも、紹介しました🙋大変満足していました✨出会えて良かった👌
ドルチェグスト、バリスタ、ネスプレッソの違いは?
バリスタが、ドルチェグストとネスプレッソと異なる点は次の2つ。
- レギュラーソリュブルコーヒー
- 一定期間同じ味を飲み続ける必要性
バリスタは、「エコ&システムパック」というインスタントコーヒーをセットして使うのですが、この「エコ&システムパック」に入っているのはレギュラーソリュブルコーヒー。
「レギュラーソリュブルコーヒー」とは、抽出したコーヒーを乾燥させて、砕いたコーヒー豆を加えたもの。
簡単で便利にコーヒーを淹れることができますが、やはりそこはインスタントコーヒー。
ドルチェグストやネスプレッソのように、コーヒー豆から抽出するのとは味の違いがでてしまいます。
また、バリスタにセットする「エコ&システムパック」は、結構量が多いんですよね。
ドルチェグストやネスプレッソは1回分がカプセルに入っているので、飲むたびにコーヒーの味を変えることができますが、バリスタの「エコ&システムパック」は使い切るまではずっと同じ味を飲み続ける必要があります。
コーヒーの味にあまりこだわらない人はバリスタで十分おいしいですが、「せっかく飲むなら美味しいコーヒーが飲みたいよね」という人は、コーヒー豆が密封されたカプセル式で、毎回美味しいコーヒーが飲めるドルチェグストやネスプレッソがおすすめです。
ネスプレッソのオリジナルとヴァーチュオの違いは?
ネスプレッソは、長い間1つのマシンタイプ(オリジナル)だったのですが、最近「ヴァーチュオ」というマシンタイプが発売されました。
オリジナルは長年販売の歴史があり、根強い人気の機種。
高い圧力をかけて抽出するため焙煎したコーヒーの香りを強く感じられる濃厚なエスプレッソを飲むことができます。
一方、新しい「ヴァーチュオ」は、エスプレッソ(高い圧力をかけて抽出)ではない独自の遠心力を使った抽出方法を取り入れており、オリジナルとは違うフワフワの泡と、たっぷりめのコーヒーが飲めます。オリジナルほどではありませんが、クレマを混ぜるとふわっとした香りも漂います。
オリジナルとヴァーチュオでは、抽出方法が違うので、味わいも異なっています。
同じ種類の豆でも、「オリジナル」のマシンで淹れると濃厚な味わいになり、「ヴァーチュオ」のマシンで淹れるとマイルドな味になるそうです。
個人的には、やはり「ネスプレッソといえば、濃いエスプレッソでしょ」と思うので、ヴァーチュオよりもオリジナルを購入した方が、昔ながらの伝統あるネスプレッソらしさを体感できるような気がします。